2006年04月23日

子供はNG 表紙絵あれこれ

プリンセスになる条件―地中海の王子たち〈3〉奔放な一夜の行方愛を試す一週間スルタンの花嫁―異国で見つけた恋〈1〉ギリシアの騎士―異国で見つけた恋〈2〉



シルエット・スペシャル・エディションなどは『アットホーム』で『仲良いファミリー』といった雰囲気のカバーが結構見られるのですが、邦訳版ハーレクイン・ロマンスは、よく見ると『子供』が描かれているものは非常に少ない。

甘い夢を歌姫の帰郷昨日までひとりぼっち―今月のヒロインプリンスと虹色の指輪涙が雪に変わるときあなたに愛の花束を


愛してるから始めようプレイボーイ廃業甘いノスタルジア夢を紡ぐキルトようこそ結婚生活月下に咲く花は

↑こんな感じの表紙絵は皆無といっていい。
じゃあオリジナルも『子供』がいないのかな・・・と思ってみると、たしかに子供は少ない。でも邦訳版ほどではない。

そもそもハーレクインのテーマのひとつによくあげられるのが「シークレットチャイルド」。ヒーローが知らない間に、ヒロインが彼の子供を生んでいる・・・というパターン。再会ものでは圧倒的に多いパターン。当然オリジナルタイトルには『〜チャイルド』だとか、『〜ベイビー』だとか、『〜ダディー』というものも多い。

ところが・・・邦題になると『子供』『パパ』『ママ』『赤ちゃん』という家族をイメージするタイトルはほとんどなし。『男女の熱い恋』がメインテーマのハーレクインロマンス。そう、日本では徹底して『家族的イメージ』を排しているのです。

そんなわけで?!か、日本語版では表紙絵からも『子供』はカット!

0373120524A Husband of Convenience (Harlequin Presents, No. 2052)
Jacqueline Baird
Harlequin Books (Mm) 1999-09

by G-Tools

4596117462記憶のなかの真実
ジャクリーン・バード 青山 有未
ハーレクイン 2002-02

by G-Tools



Duarte's Child (Presents, 2199)

リン・グレアムのこの作品はこんな具合↓
ポルトガルの名家&銀行家のヒーローと平々凡々、内気なヒロイン。←お得意パターン。原題はずばり「デュアルテの子供」。デュアルテというのがヒーローの名前です。後妻に入ったヒロインの前には前妻の影ばかり。屋敷中に飾られている肖像画・・・。孤独と惨めさ・・・おまけにヒーローからは不倫の疑いまでかけられる始末。こういうとんでもないヒーローはリン・グレアムならでは。

で・・・で・・・この、ヒロインのひざの上にいる赤ちゃんがキーパーソンのおはなしです。それにしても邦訳版のヒロイン、当初からう〜ん・・・と思っていたんだけど・・・原書は可愛らしいじゃない!!

罪深い肖像画




Slade Baron's Bride (Harlequin Presents, No. 2063)


こちらはサンドラ・マートンのバロン家シリーズ第三弾。
子供を抱っこしていました!
ヒーローのスレイドは建築家。ヒロインのララはキャリア・ウーマン。
『結婚したいとは思わないけど、赤ちゃんはほしい』
ということで選ばれてしまった?!スレイド・バロン。バロン家の男たちも次々大変だわ・・・。そりゃ怒るでしょ・・・。
邦題は『夢をかなえた一夜』ですが、お話を知っているとそのものズバリでなんと言っていいか。

で・・・一年半後に仕事先で再会する二人。現実世界では到底ありそうにない展開ですが、まあその辺は目をつぶって。ありそうにない話をうまいことまとめちゃうのがサンドラ・マートン。このシリーズは三兄弟のロマンスがほぼ同時並行で進みます。三冊まとめて読むほうがいいです。

夢をかなえた一夜


posted by 館長 at 04:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 表紙絵あれこれU | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
boopleスタンダードバナーハーフ1セブンアンドワイトップページ クロネコヤマトのブックサービスバナー 10000044
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。